目標は大切、だけど立て方わかんない…
ビジネスマンは「目標」を年初や月初に意識することが多いですが、人生にとっても「目標」は大事。
そう頭ではわかっているけど、実際自分自身で目標を立てようにも、目標の立て方がわからない。
「お金持ちになりたい」という風にぼやっとしているけど、これが目標かなぁ。
と、私自身もどうやって目標を据えるかがいまいちよくわかっていませんでした。
今回、神田昌典さんの著書『非常識な成功法則』に書かれている内容がその答えになりそうだと感じましたので、
簡単にその内容をまとめてみたいと思います。
文字も大きく読みやすいですが、漫画もあり、要約されている以下もオススメです。
非常識な成功法則~その内容
目標の立て方 “3STEP”
本書では以下3STEPで「書き出す」こととして伝えています。
- 「やりたくないこと」の明確化
- 「やりたいこと」の明確化
- 自分のミッションを見出す
「やりたくないこと」の明確化
やりたいことを目標にしたらよいわけですが、まず最初に取り組むべきは、自分が絶対にやりたくないことを洗い出すことです。
やりたいと思っていることは、本心から思っていることでしょうか。もしかしたら周りに流されているだけかもしれません。
そもそもやりたいことって何だろう~と思いつかない方も、まずはこのステップからやってみましょう。
嫌な仕事や避けたい人間関係、苦手な環境などを具体的に書き出すことで、自分の人生から排除すべきものが見えてきます。
これにより、無駄なエネルギー消費を防ぎ、本当に大切なことに集中できる土台が整います。
「やりたいこと」の明確化
次に、自分が心からやりたいことをリストアップします。
ワクワクする活動や挑戦したい分野、達成したい目標を言葉にすることで、未来の方向性が鮮明になります。
やりたいことを明確にすることで、日々の選択や行動が自然とその目標に近づくようになり、モチベーションが高まります。
自分のミッションを見出す
最後に、「やりたくないこと」と「やりたいこと」を突き合わせながら、自分の人生におけるミッションを見出します。
これは単なる目標ではなく、自分が社会や周囲にどんな価値を提供したいのかという根本的な指針です。
ミッションを持つことで、困難に直面しても揺らがない軸ができ、長期的な成功への道筋が描けるようになります。
立てた目標の“使い方”
前段の3STEPで立てた目標(ミッション)をかなえるための使い方として、紙に書きだしましょう。その目標の紙を使って、行うべき3つの行動を紹介します。
- 夜寝る前に眺める
- 朝起きたときに眺める
- ファイルに紙をはさみ、持ち歩く
どの行動も、自分の潜在意識まで、紙に書いた目標を刷り込むための行動です。
こうすることにより、
「日常生活、普段は気にもしていなかったけど、目標達成のために役に立つかもしれない」
と感度良く情報に触れることが多くなります。
目標達成加速化のコツ
「目標を紙に書いて、潜在意識まで刷り込むことで、目標の達成に大きな意味を持つ」と本書には記載されていますが、それを加速化させるための行動も記載されています。
私が興味持った行動としては以下。
- 短期目標をSMARTの原則で毎日10個書く
SMRATの原則はいろいろな本でも言われており、その本の流派でしょうか、微妙に異なる部分がありますが、本書では以下の通り
- Specific:具体的である
- Measurable:計測できる
- Agreed upon:(自分自身が心から)同意している
- Realistic:現実的である
- Timely:期日が明確である
この5つに沿った短期目標を毎日10個、毎晩考え、翌日実行しましょうということが本書に記載されています。
10個というと厳しいですが、どんなに小さくても良いので、目標に1歩でも進んでいるという実感を得るためにできることをやっていきましょう。
そうすれば、目標はいつか達成できる、そういうロジックが本書では展開されています。
応用、+αの使い方 「肩書」の力
さらに、本書で記載されていたテクニックで使えそうと思い、実践しているものを一つ紹介します。
「肩書」を考えることです。
発表や面接などで緊張する場面が私自身多くあります。
そんな自分自身は「プレゼンプロフェッショナル」であり「面接の鬼」であると紙に書いて朝晩見る、また繰り返し唱えるという行動です。
怪しい人と見えるかもしれませんが、こちらも刷り込みとして、気が紛れてよいかと実感しています。
少なくとも本番、緊張は和らぎました。
ともすると「引き寄せの法則」のようにオカルトチックに並んで見える本書内容ですが、
人間の「刷り込み」に対する脳の働きをうまく活用して目標に近づいていこうと筆者のテクニックが網羅されている一冊です。
他にもテクニックが記載されていますので、是非一読ください。
以上、参考になれば幸いです。
それでは。


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