「本が苦手」なビジネスマンに試してもらいたい、おすすめビジネス本

Item

2023年、新年の仕事も始まり、皆さんも気持ち新たにスタートしているところだと思います。

いろいろな新しい目標を心に持っている方も多いかもしれません。

ただ、高すぎるハードルは、結局挫折してしまうもの。

まずは、簡単な目標を一つずつクリアーしていくことが、最終的に大きな成功に繋がっていくものですよね。

今回は、「本をほとんど読まない」、「本が苦手」、「本嫌い」な人でもとっつきやすく読みやすい、そんな本を紹介します。

本屋に行くと必ずおいてある書籍ですので、ぜひ一度手に取ってみてもらえればと思います。

一つ注意点!

読書が苦手な方、初めから読もうとしないでください。

本を手に取って、ぱらぱらと開いて、面白そうだなと思うところがあれば、そこだけ読む。

読んだらまたぱらぱら開いて~と、つまみ食いのように読むことが、読書のコツです。

私も、月10冊以上の本を読みますが、小説以外、初めからきっちり読むことはありません。

読むことだけが目的ではなく、学びを得ることが、ビジネス本を読む目的なので、ぜひお試しください。

夢をかなえるゾウ

まずはここから。「ガネーシャ」との対話。

ビジネスマンの生き方を示す本として、大定番シリーズ一発目である本書。


過去、ドラマ化もされていますがガネーシャとの掛け合いがリズムよく進む小説となっているので、

非常に読みやすい本となっているため、普段ビジネス本を読んだことがなくても、とっつきやすい本となっています。

ビジネス本を読み慣れている人にとっても、ガネーシャの教えは、はっとさせられるものが多く、お勧めです。

ただ、注意点として、本書には目次がありません。

巻末にガネーシャの教えが、主人公サラリーマンメモとして順番に並んでいますので、

そこから逆引きしていく必要がありますので、ご注意ください。

チーズはどこへ消えた?

1時間程度で読める

冒頭で、本は初めから読まないように、と書きましたが、本書は、初めから読んでも1時間程度で読めます。

私にとって、本書を初めて読んだのは、高校生時代で、ビジネス本として読んだわけではなく、なんとなく手に取った初めての小説以外の本でしたが、

簡単に読めた、という思い出があります。


もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

抽象化⇒実践のお手本!!!

「もしドラ」で一大ムーブメントとなった本書。私も、ドラッカーを初めて知ったのは本書でした。

この本を読んだ後に、ドラッカーのマネジメントを購入して読みましたが、ほんとに難しい。

それを優しい言葉にかみ砕いたということに本書はまず価値があるところですが、

私にとって本書は、野球部・高校という舞台でその学びを実践する姿ということが自分にとっては新鮮でした。

1冊目に紹介した、夢をかなえるゾウのように、実践すべきことが具体的に書かれている本はわかりやすいですが、

ビジネス本の多く、特に名著と呼ばれるもののほとんどが、基本的な原理原則が書かれています。

そのようなビジネス本は読むだけではなく、自分なりにかみ砕き(=抽象化)、実践して初めて役に立つ、とよく言われています。

その抽象化⇒実践という流れのお手本となる点に私は価値があると感じています。

正直、この抽象化⇒実践ができれば、どんな本、漫画であれ、ビジネス本と遜色ない効果を発揮することができると感じています。

(要はそれだけ難しいのですが…)


「超」入門 失敗の本質

日本人の弱点を知る!!

ここまで、小説(物語)形式のビジネス本を紹介してきましたが、

本書は所謂「解説本」となっています。

「失敗の本質」という名著がありますが、超難しいです。

その本でピックアップして、わかりやすく、文字も大きく解説してくれている本です。

本書には、戦争で日本軍が行ってしまった誤った行動・戦略について解説されているのですが、

その原因として、日本人特有の考え方、行動の癖まで紐づけられています。

組織を考えるときに、この考え方を知識として持っていると、失敗しそうな時の歯止めとなるのではないでしょうか。

私は、最近、「失敗」してしまいました。

まさに本書で語られる失敗の原因となった考え方を、集団で持ってしまっていたのではないかと思われるような失敗でした。

反省し、次に活かせるよう、読み返しています。(次こそは未然に防げるよう、気をつけます!!)


それでも活字が苦手という方へ 漫画を2冊紹介

それでも活字が苦手という方へ

漫画版 論語と算盤

新1万円札の顔となる渋沢栄一さんの伝記まんがとしてまとまっており、その思考の原点を学ぶことができます。


漫画 君たちはどう生きるか

本年の7月14日(金)、同名でのジブリ映画(リンク)が公開されることでも話題になりました。(内容が同じとは限りません)

本書は、主人公の学園生活を含む私生活での小さな気づきが、「どう生きるか」という大きな気づきにつながっていく内容です。


(番外編)「まんが(マンガ)でわかる〇〇」の注意点!!!

「まんが(マンガ)でわかる〇〇」といろいろなビジネス本が、一部漫画化された本もあり、よく初心者におすすめ!と語られていますが、正直あまりお勧めしません。

中には、これはいいなと思える本もありましたが、正直ビミョーと言わざるを得ないレベルでした。

ただし、「まんがでわかる~」と出ている本の元ネタである本は、超がつくくらい名著です。ただ、難しい。だからまんがで出すことに需要があるということを考えましょう。

そのため、上記でオススメした本ではなく、もっとレベルの高いビジネス本を探しはじめたとき、

その本の要点をザックリと掴むことを目的として読むには、とても良いと思います。

以上、参考になればうれしいです。

まずは、本を手に取って、1ページだけでも開いてみてください!

ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました